日常の点検 3 (お手入れ)
エレベーターの清潔さと快適さを長もちさせるように、こまめなお手入れをおすすめいたします。以下、お手入れ方法と注意点をご紹介させていただきますので、日々のお手入れにご参照ください。
お手入れ方法
□ チリやホコリの付着
→乾いた柔らかい布やハタキを使って落としてください。
□ 鉛筆の落書き
→消しゴムで丹念に消してください。
□ シールなど
→1.きれいに剥がす 2.中性洗剤汚れ浸して良く絞った柔らかい布で拭き取り 3.水拭き 4.から拭き
□ インク、手あかなどによる汚れ
→1.中性洗剤を浸して良く絞った柔らかい布で拭き取り 2.水拭き 3.から拭き
*インジケーターや押しボタンの内部に水や中性洗剤が染み込まないように注意してください。
□ クレヨンやペンキなど油性の汚れ
→1.ガソリンで汚れを落とす 2.中性洗剤で余分なガソリンを拭き取る 3.水拭き 4.から拭き
*ガソリンの取り扱いには十分ご注意ください。
*インジケーターや押しボタンの内部に水や中性洗剤が染み込まないように注意してください。
□ 塗装面の頑固な汚れ
→1.シリコン艶出液を汚れた部分に、ごく少量塗布 2.乾かないうちに広く拭き広げる要領で軽くこする 3.水拭き 4.から拭き
*シリコン艶出液を頻繁に使用しますと、塗装面の剥がれや変色の原因となる場合があります。
□ チリやホコリは、できるだけ毎日拭き取ってください。
□ 泥などは掃き落としてから、よく絞った布で水拭きして下さい。その後、乾いた布で水分をよく拭き取って下さい。
□ 汚れがひどいときは、中性洗剤を布に浸して拭いてください。
*多量の洗剤を使用すると、タイルの表面を劣化させたり、タイルが剥がれる恐れもあります。
□ 週1回ワックス掛けを行うと、美しさが長もちします。
*床が水びたしになるようなことはしないでください。水が昇降路内に侵入すると、電気回路が絶縁不良となる恐れがあります。
□ 月に1回程度はかごの外に出して清掃し、よく乾かしてから敷き直します。
*濡れていると、床タイルが剥がれる恐れがあります。
*マットがずれて、戸に挟まるとエレベーターが動かなくなる為注意してください。
□ 中性洗剤を浸した布で拭いた後、から拭きしてください。
*カバー表面を傷つけないよう、注意してください。
エレベーターの装置は、特注使用でない限り防水にはなっておりません。水や中性洗剤が内部に染み込むと故障する恐れがあります。
洗剤や溶剤を長時間付けたまま放置しますと変色の原因となります。洗剤・溶剤使用後は、必ず水拭きを行ってください。
エッチング仕上げ面(艶消し仕上げ面)に、キズを付ける恐れがありますので、クレンザーなどの粉末洗浄剤は使用しないでください。
ベンジン、シンナーなどの溶剤、アルカリ性の石鹸水や油性、シンナー等を保有の洗剤は、意匠を傷めますので、絶対に使用しないで下さい。
落ちにくい汚れや、キズがついた場合は、メンテナンス会社にご相談ください。